自分のコンテスト中の解法
の場合を考える.次のような数を考える: を並べる.ただし,お互いが干渉しないように適宜間に を追加する.
ここでは,間に を 個追加して とする.
このとき, は次のような振る舞いをする.
10000000000500000000002500000000001250000000000625 20000000001000000000005000000000002500000000001250 40000000002000000000010000000000005000000000002500 80000000004000000000020000000000010000000000005000 160000000008000000000040000000000020000000000010000
例えば から への変化に注目すると, から を削除して,新たに を追加したものとみることができる.同様に, から への変化は を削除して新たに を追加したものとしてみることができる.したがって, の桁和が の桁和より大きくなっていればよい.
このままでは不十分だが,次のように問題を一般化してみる:
の間に適宜 を追加した数を考える.このとき,各 に対して の桁和が の桁和より大きくなっているか?
これを厳密に紙面上で判定するのは難しいが, がそこまで大きくない(せいぜい ぐらい)ため, の桁和も雑に見積もっても にしかなりえない.よって, を比較的大きめにとることで の桁数が増え,結果的に の桁和を の桁和よりも大きくすることが(期待)できる.
実際に,例えば ,間の の個数を 個(これで十分干渉しない)にすることで AC が得られた.